物理が得意になる!? 物理のエッセンスの効果的な使い方
物理のエッセンスってどんな本
言わずと知れた名書で物理が必要な受験生で知らない人はいないほどの本です。
力学・波動編と熱・電磁気編で分かれており薄くて初心者が取り組みやすい感じになっ
ています。
物理のエッセンスのコンセプトは本の中でも書いてあるように教科書で飛ばしてある内
容をより詳しくまた教科書の内容を少し超えた部分、すなわち受験の基本となる部分の
知識が載っています。
つまり
この本は教科書をおり混ぜて使うことで本当の力を発揮する本といえます。
学校でも物理の出来ないやつほどエッセンスだけを使って中心となる部分の教科書の知
識がなかったですねw
しかし使い方をしっかりすればこれだけで受験を突破できる可能性を秘める本です。
実際この本をぼろぼろにやりこんだ友達で偏差値70を超えたやつとかもいました。
かたや偏差値が全く上がらなかった人もいたけどw
勉強対象
物理をやり始めの人~中堅国立
くらいまででしょう。
偏差値でいえば~60
はないでしょうか。
ただ辞書としても使えるため一概に対象は特定できないです。
取り組む時期
目指す大学にもよりますが
高2夏~高2冬
に始めるのが一般的だと感じます。
というのも物理は覚えてしまえば忘れにくいのですがやはり理解が大変なので余裕を持
って取り組むのがよいと思います。
ちなみに私は高校二年の冬から始めました。
物理のエッセンスの効果的な使い方
①教科書と併用で説明を読み*のついてない問題をとりあえず1ヶ月以内で一周回す
上述したようにエッセンスでは教科書に載ってない根本となる部分から載っています。
そのため教科書と併用することで理解がスムーズになります。(経験より)
ここでポイントになってくるのは
1つの問題に悩みすぎずにとりあえず一周まわすことです。
なぜならエッセンスは薄い分物理の全体像をつかみやすい構造になっているため一周め
を素早く行えることでスムーズに物理の知識が身につけられるようになっているからで
す。
なので一週目は分からないところもとりあえず置いておいて一周することを目指してみ
ましょう。
②*も混ぜて今度は全部解くつもりで一周回す
一周目である程度の基本がついてくるはずです。
次はじっくり腰を据えてもう一周回してみましょう。
ここで注意は*の問題、すなわち受験レベルの問題に関しては解けなくて当たり前、解
けたら自分すごいな位の気持ちで取り組んでください。
③同じ手順で全て解けるようになるまで繰り返す
これが大事です。
このたとえこの本が良書とはいえ内容をしっかり理解しないままでは宝の持ち腐れで
す。
本がぼろぼろになるまで内容を吸い尽くしちゃってください!
ただここで注意が
解ける問題に関しては解けない問題と同じ割合でやらない
ことです。
周り見ててもいたんですがそれ解けてただろって問題も何回も繰り返してるやつ~
効率悪すぎます
いくら回せっていっても受験生時間が限られているのに出来る問題を何度もやり返して
いては効率が悪すぎます。
この辺はうまくやってください。
私の場合は問題の横に○×をつけることでやる問題やらない問題を選別していましたね。
④次の参考書に移ってみよう!
ここまでやってもうエッセンスは十分となったら次の参考書に移ってみましょう。
次に順を追って進みたいという人は良問の風に移ってください。
この参考書は後日紹介しますが入試の標準の問題が載っています。
いや俺はもう早慶レベルにチャレンジしたいって人は名問の森をおすすめします。
こちらもエッセンスと同じで二部構成となっておりとてもやりがいのある参考書となっ
ています。
良問の風をやる時間がない人にもお勧めです。
最後に
物理はとっかかりが難しい科目ともいわれていますがエッセンスを使うことで必ず物理
の基本が出来てくるでしょう。
どうかぼろぼろになるまで頑張ってください。
最低でも3周は回してください。
ちなみに目安として私は7周やりました。
紹介した参考書